バイオハザード6攻略ガイド

バイオハザード6のスキルの効果と装備のシステム

サバイバルホラーというジャンルを確立させた「バイオハザード」シリーズが3年半ぶりにナンバリングタイトルとなって帰ってきた!それがバイオハザード6。

 

レオン、クリス、ジェイクの3人が、それぞれのパートナーとともにバイオテロと戦っていくストーリーモードのほか、純粋にアクションゲームを楽しめるマーセナリーズモードがある。

 

プレイヤーがクリーチャーになる!エージェントハント

 

しかし、本作バイオハザード6でプレイヤーが操作できるのは、主人公やパートナーキャラクターだけでなく、新たなゲームモードとして、プレイヤーがクリーチャー側となり、ほかのプレイヤーのゲームに乱入し、エージェント(主人公)たちやほかのプレイヤーのゲームに乱入する「エージェントハント」というゲームモードも搭載されている。

 

このバイオハザード6のエージェント八ントというゲームモードには、2名まで敵として参加可能。
最大で、エージェントを操作するプレイヤーふたり、クリーチャーを操作するプレイヤーふたりの計4人がバイオハザード6の同じステージ内でプレイできるようになっている。

 

操作できるクリーチャーはステージによって異なり、攻撃方法もバイオハザード6の本編での操作とは大きく異なる。

 

また、ジュアヴォを操作していた場合、身体の一部が変異することで、攻撃方法も変化する。

 

プレイヤーが操作可能なクリーチャーは、ジュアヴォ以外にも登場し、未知のB.0.Wも
操作できる。

 

"恐怖を与える側"の視点でバイオハザード6の世界の中を存分に暴れることができるエージェントノヽントでは、今までのシリーズ作では味わえない感覚を体験できる。

 

ストーリー・シナリオも強化!

 

レオン編、クリス編、ジェイク編の3シナリオを攻略・クリアーしたあとには、エイダ編が開放されるなど、シナリオ面でもバイオハザード6はパワーアップしている。

 

なお、バイオハザード第1作目の主人公として登場したのはクリス・レッドフィールドであり、第2作目の主人公として登場したのはレオン・S・ケネディであった。

 

クリス・レッドフィールドもレオン・S・ケネディもシリーズの作品で主人公であったが、同時に登場するのは、バイオハザード6がはじめてとなる。

 

当初、この2人が対面するシーンでは、お互いに厳しい表情で銃を向けあうことになる。
これまでの凄惨なバイオテロによって、同じような苦痛を味わってきたにも関わらず、分かり合うこともなくたいじすることになってしまうのか。

バイオハザード6のスキルの購入とアップグレード

スキルはメニュー画面から選択できる「SKILL SETTINGS」で購入できる。
スキルによって必要となるスキルポイントは異なり、一度購入したスキルはスキルセットに自由に装備したり外したりすることができる。

 

また、名称の最後に「Lv.」が書かれているスキルは、スキルポイントを消費して効果をさらに高める「アップグレード」を行えるようになっている。

 

なお、スキルはシナリオモードだけでなく、「ザ・マーセナリーズ」や「エージェントハント」といったモードにも影響するようになっていて、それぞれのモードでしか購入できないスキルも存在する。

 

バイオハザード6のスキルセットは最初は1つしかないが、条件を満たすことで3つまで拡張される。スキルセットの切り替えはプレイ中でも可能なので、状況に合わせてスキルセットを使い分けるようにしたい。

 

バイオハザード6のスキルの装備と効果の発揮

「SKILL SETTINGS」ではスキルの装備と解除も行える。
購入しても装備しないとスキルの効果が発揮されないので注意したい。

 

スキルには攻撃のダメージを増加させたり、特定の銃の弾丸が手に入りやすくなったり、パートナーを強化したりと、多くの種類や効果がある。
例えば、フィジカルコンバットゲージの最大数を増やす「コンバットゲージUP Lv.1」を装備すると、ゲージの最大値が3つほど増える。スキルのLv.1でもこれほどの効果を発揮するため、スキルを装備する意義はバイオハザード6において非常に大きい。

バイオハザード6の格闘とフィジカルコンバットゲージ

バイオハザード6のキックや体当たりといった格闘攻撃は、銃などの武器による攻撃と異なり、弾ではなくフィジカルコンバットゲージを消費する。
繰り出すことができる格闘攻撃はキャラクターによってそれぞれであるが、与えるダメージが大きく、攻撃範囲が広いものが多いので、クリーチャーとの戦いではおおいに役立つ。

 

敵の状態に応じた格闘攻撃の変化

格闘攻撃は敵の状態によって動作が変化する。敵がよろめいたときやこちらに気づいていないときは、通常より成力が高く広範囲を攻撃する動作になる。
また、壁などの地形を利用した格闘もある。

 

武器を使った格闘攻撃

装備している武器によっても格闘の動作は変化する。
レオンのサバイバルナイフやクリスのコンバットナイフなどは、装備していると倒れている敵への格闘が、ナイフを突き刺す攻撃になる。
また、コンバットナイフを装備したクリスが敵に不意打ちをすると、首を掻き切るアクションになる。

 

敵の攻撃へのカウンター

敵が近接攻撃を仕掛けてきた場合、自キャラに当たる直前に一瞬だけボタンが表示される。そのタイミングに合わせてボタンを押すことができると、カウンターを繰り出すことが可能となっている。
カウンターが成功すると、敵の攻撃を回避しつつ反撃できるだけでなく、フィジカルコンバットゲージを消費しないですむというメリットがある。
タイミングが難しく、一歩間違えばダメージを追ってしまうものの、積極的に狙えるようにしておきたい。

 

バイオハザード6の多彩なアクションの組み合わせ

バイオハザード6には、過去のバイオハザードシリーズ作品に登場したアクション以外にも、カバーリングや緊急回避など、多くのアクションが追加されている。

 

それらのアクションは単体で使用するだけでなく、他のアクションと組み合わせることがでるようになっているので、繰り出すことができるアクションはさらにバリエーションが豊富になる。

アクションの組み合わせ

カバーリング→射撃

カバーリングとは壁などの障害物に身を隠すアクションのことを指す。
遠距離から銃などで攻撃してくる敵と戦うときに便利で、相手の攻撃を安全にやり過ごすことができる。敵の攻撃が途切れたタイミングで身を乗り出して反撃することも可能。

 

構えながら移動→射撃

バイオハザード6では武器を構えた状態でも移動できるようになり、さらに移動中の攻撃もできるようになった。
さらに構え状態からは、緊急回避やしゃがむなどのアクションもできる。
敵の攻撃を避けて反撃するというようなアクロバティックなアクションを行うことも可能。

 

構え→緊急回避→仰向け撃ち

緊急回避後に仰向け撃ちで反撃するという連続アクション。
緊急回避は一瞬だが攻撃を受けなくなるため、回避しつつ距離をとりたいときに使いたい。回避後は仰向けの構え状態となるため、そのまま銃を撃てば立ち上がってから攻撃するよりも早く反撃できる。

 

ダッシュ→スライディング→180度ターン→仰向け撃ち

ダッシュ中に繰り出せるスライディングで敵の脇をすり抜け、その直後に180度ターンをして仰向け撃ちをする。
スライディングには触れた敵をよろめかせる効果があり、敵の背後にまわって攻撃するほか、敵の包囲を突破するときにも重宝する。

 

ダッシュ→スライディング→カバーリング→攻撃

移動、回避、攻撃を組み合わせた三位―体のアクション。
低い姿勢で前進できるスライディングで敵の銃弾を回避しつつ移動し、そのままカバーリングヘ移行することでダメージを最小限に抑えることができる。
特に遠距離から攻撃してくる敵に対しては、これらのアクションを駆使して距離をつめるようにしたい。

バイオハザード6で「大統領の剣」と呼ばれるエージェント組織 DSO

 

アメリカ合衆国が、バイオテロという新たな脅威から国家を守るために必要とした、即応性と柔軟性を持った新たなエージェントたちの組織、それが"DSO"である。

 

DSOは2011年、大統領であるアダム・ベンフォードの指示により設立された。さまざまな組織から選抜されたエージェントからなるDSOの最大の特徴は、それぞれが大統領直轄のエージェントとして位置づけられていることにある。

 

彼らの任務は、すべて大統領からの直接命令で、それゆえに彼らの行動は絶対的な正義と見なされている。
大統領が信じる正義に従い、合衆国を脅かす危機のすべてを排除するDSOは、結成からわずか2年にして「大統領の剣」とまで呼ばれる組織となった。

 

このDSOの代表的エージェントのひとりが、バイオハザード6の主人公キャラクターで、設立時メンバーでもあるレオン・S・ケネディである。
また、本作バイオハザード6ではシェリー・パーキンもDSOの一員だが、彼女はエージェントとなった当初、DSOとは別の組織に所属していた。

 

その後、シェリー・パーキンはDSOに異動したが、すぐにシモンズの指示によリジェイク・ミューラー保護の任務に就いたため、彼女がDSOに所属していることをレオン・S・ケネディが知るのは、事件の発生後となる。

 

なお、合衆国にはかつて"FBC"と呼ばれる対バイオテロ部隊も存在していたが、DSOとは直接関係しておらず、組織の性格もかなり異なるものであった。

 

バイオハザード6に登場する国連直轄の対バイオテロ部隊 BSAA

2003年、多くのウィルス兵器を生み出した製薬会社"アンブレラ"が崩壊した。これを機に、B.0.W.が世界中の闇市場へと流出し始めた。

 

それらが一部の国家やゲリラ、テロリストたちなどの手に渡ったため、B.0.W.の脅威が一般の人々にまで降り注ぐようになった。

 

このため、製薬企業連盟は、2004年に対抗措置として対バイオテロ部隊"BSAA"を設立。BSAAは、当初NGO(民間組織)という立場であったが、2005年のクイーン・ゼノビア事件をきっかけに組織が再編。国連直轄の実働特殊部隊となった。

 

その後のBSAAは、全世界に8つの支部を持ち、バイオテロに対して即応できる体制を整えていく。

 

BSAAの中の北米支部に、クリスとピアーズは所属している。
東欧のイドニアにおいては、出現したB.0.W.が新種との報告が入ったため、“オリジナルイレブン"であるクリスが召喚され、それに随行する形で、クリスが率いる北米アルファチームが現地での作戦に参加した。

 

また、蘭祥の作戦においては、非常に広範囲に渡るバイオテロの被害に対し、地域担当である極東支部の支援という形で、各支部の部隊が展開。クリスたちの部隊も、そのひとつとして参戦している。

 

 

バイオハザード6に登場するイドニア反政府軍

1980年代後半、他の東欧諸国同様に民主化を果たしたイドニアであったが、民主化して20年がたち、徐々にその内政に混乱が見られるようになった。
この混乱に乗じ、一部将校たちによるクーデターが発生。イドニア市庁舎の占拠などが行われたが、皮肉にも、そのことが混乱していた政府の足並みをそろえる要因となった。
国民の支持を失いつつあった当時の首相は議会を解散。代わってEU諸国との関係強化を訴える政党が第一党となり、イドニアの内政は、落ち着きを取り戻しつつあった。

 

クーデターを起こした勢力は、しだいに追い詰められ壊減状態に陥ったが、それでも一部過激派は反政府軍となって頑強な抵抗を続けた。

 

さらに周辺諸国の不安定な政情に使乗する形で、反政府軍は再起。一部の貧困層が呼応して暴徒化したため、2010年、ついにイドニアは内戦状態へと陥った。

 

その内戦に新たな混乱の種としてまかれたのが、ウィルス兵器である。

 

何者かが、反政府軍の兵士に栄養剤と偽って「Cウィルス」を配布し、その影響により「ジュアヴォ」と呼ばれるB.O.W.が出現したため、BSAAが介入。イドニア内戦はさらに混迷の度を極めることとなったのである。

 

 

バイオハザード6に登場するFOS

2011年、エージェントたちを補佐する組織として、アダム・ベンフォードが設立したのが「FOS」である。
ここでいうエージェントとは、DSOのエージェントのみに留まらない。「合衆国のため」という共通した目的がありながら、複数の指示系統で行動していた各組織のエージェントを、統制された指示により確実かつ効率的に目的を遂行するため、FOSは誕生した。

 

エージェントの組織的な強化と一本化は、バイオテロを含め、
いまだ数多くの脅威にさらされている合衆国に多くの思恵をもたらしている。

 

ネオアンブレラ

人をゾンビヘと変える「t-ウィルス」を開発した巨大製薬企業アンブレラ。
その名を継ぐ「ネオアンブレラ」は、いっさいの情報が分からない謎の組織である。

 

かつてのアンブレラのように企業の形態をとっているわけではないが、何らかの形でバイオテロに関与していることが疑われている。

 

また、以前はアンブレラの対立組織にいたとされる女性スパイ、エイダ・ウォンがネオアンブレラに所属しているという報告もある。

 

エイダ・ウォンは「C-ウィルス」の影響で生まれたクリーチャーたちを引き連れて世界各地に出没しているという噂がある。

バイオハザード6でプレイヤーが操作できるのは、主人公やパートナーキャラクターだけではない。エージェントハントという新登場のゲームモードでは、プレイヤーがクリーチャー側となり、他のプレイヤーのゲームに乱入することができる。

 

バイオハザード6のエージェントハントには、2名まで敵として参加することができるようになっている。

最大で、エージェントを操作するプレイヤーが2人、クリーチャーを操作するプレイヤーふたりの計4人が同じステージ内でプレイできる。
操作できるクリーチャーはステージによって異なり、攻撃方法も本編のバイオハザード6での操作とは大きく異なる。
また、ジュアヴォを操作していた場合、身体の一部が変異することで、攻撃方法も変化する。

 

バイオハザード6で操作できるクリーチャーはジュアヴォだけではない

プレイヤーが操作可能なクリーチャーは、ジュアヴォ以外にも登場する。未知のB.0.Wすら操作可能となっている。
「恐怖を与える側」の視点で存分に暴れることができるエージェントハントでは、いままでにない面白さが詰まっている。

 

操作するクリーチャーごとに攻撃手段が大きく異なる

エージェントハントでは、本編バイオハザード6のときとは全く異なるゲージが表示される。
エージェントハントは、マーセナリーズのように独立したモードではなく、プレイヤーがクリーチャーとなり、本編中のエージェント(主人公)に襲いかかるというもの。いうなれば、クリーチャー版のクロスオーバーのような位置づけになっている。
"敵"として『バイオ八ザード6』に参加することで、主人公たちのピンチを作り出すという役割を楽しむことができる。

 

ゲームバランスとしては、1対1で戦った場合には、エージェント側が勝ちやすくなってるようなバランス設定になっている。
格闘ゲームの「対戦」のようなあらゆるキャラクターの戦闘力がバランスを保っているような状態ではない。

 

バイオハザード6の「敵の役割」を楽しんでもらうというゲームモードになっている。

 

また、AIの敵をうまく利用することと、ほかのプレイヤーが操作する敵との協力がポイントとなる。
さらにバイオハザード6は、ボイスチャットも設定されているが、クリーチャー側のボイスチャットの音声は、エージェント側には聴こえないようになっているので、仲間と相談しながらプレイするのもできる。

 

バイオテロに見舞われた「バイオハザード6」の世界で、生き抜いていくための重要なポイントになるのが「スキル」。

 

敵を倒してスキルポイントを獲得する

スキルを入手するためには、まずスキルポイントをためる必要がある。
このスキルポイントは、敵を倒したときに出現することがあるチェスの駒のようなアイテムを回収することによって回収することができるようになっている。敵を倒した時には、その場所をチェックする必要がある。

 

スキルポイントを消費してスキルを購入する

バイオハザード6でのスキルは、メニュー画面かチャプター終了後、スキルポイントを消費することによって購入することができる。
スキルには、武器のパワーアップ、リロード速度の向上、キャラの体カアップのほか、パートナーの行動に影響を与えるものも登場する。

 

1つのスロットに最大3つのスキルを装備可能

購入したスキルは、スロットにセットすることで効果を発揮するようになる。
バイオハザード6では、1つのスロットにつき、最大で3つのスキルをセットすることができる。また、スロットの個数はいずれかのシナリオをクリアすることによって8つまで拡張できる。
なお、スロットの個数は別のシナリオにも引き継がれるようになっているので、それぞねのシナリオでスロットを一から増やしていかなくてはならないという面倒な手間はかからない。

 

最大で8つのスロットを切り替えつつ戦い抜く

バイオハザード6のスロットの切り替え(スキルの変更)はプレイ中でも可能になっている。ザコを倒すとき、探索するとき、ボスとの戦いのときなどの状況に合わせてスロットを準備し、スキルをセットして変更しながら進めていくのがよい。

バイオハザード6のインターフェースにて確認できるもの

 

バイオハザード6のフィジカルコンバットゲージ

格闘攻撃やアクションなどを行う際に消費するゲージ。
消費分は時間経過を待つか、タブレットなどを使うと回復する。
ゲージを使いきると移動速度が遅くなり、一部のアクションができなくなってしまう。

 

体カゲージ

残り体力を示し、敵から攻撃を受けるなどすると減少する。
ダメージを受けたあと赤く点滅している部分は、一定時間後に自然回復する。

 

残弾数

装備している武器の残弾数。
左のゲージは最大装填数と装填されている弾の数を、右の数字は装填していない手持ちの弾数を示す。
サバイバルナイフなど弾のいらない武器では表示されない。

 

装備中の武器機能切り替え表示

切り替え可能な武器の機能を表示する。
レオンの場合、ウィングシューターという銃を一丁のみ使うか二丁拳銃にするかを切り替えることができ、二丁拳銃では最大装填数も二倍になる。

 

タブレット残数

体力回復に使用するタブレットの残数。
グリーンハーブや調合したハーブをタブレットに変換してケースに入れると、残数を増やせる。

 

バイオハザード6では、武器を方向キー(方向パッド)で切り替えるようになっている。
方向キーの左右を押すと、銃やナイフなどの武器を切り替えられる。
また、方向キーの上下を押すと、手溜弾や救急スプレーなどが装備可能。
さらに、ハーブの扱い方にも変更があった。
ハーブを入手したらアイテムスロットから選択し、タブレットにしてケースヘいれておくことになる。タブレットの残りがある状態で対応するボタンを押せば、体力を回復できる。

バイオテロは人為的な災害である。
それは自然に起こるものではなく、何者かの意志と、何らかの目的をともないながら、綿密に計画され実行されるものである。

 

東欧、中国、アメリカ……
世界各地で連鎖的に起こったバイオテロにも、何者かの意志と、何らかの目的がともなうはずである。

 

その裏ですべてを計画し、暗躍するものとは……。

 

かつてアンブレラの対立組織でスパイに従事していた女性。
彼女はこれまで多くのバイオハザード事件の裏で暗躍し、組織に有益となる情報を収集してきた。

 

そして2013年、女の周辺では「ネオアンブレラ」という組織の名がささやかれはじめる。
さらには東欧・イドニア共和国でのジュアヴォ出現にも彼女が関わっていたとされるが……。

 

彼女はいったい何を目的としているのか、「ネオアンブレラ」との関係も噂されているが、それもスパイ活動の一環なのか。

 

真実はまだ誰も知らない。

 

それは、エイダ・ウォン……彼女自身も知らないのだから。

 

 

エイダが真実を求めて探索するのは、薄暗い地下墓地や気味の悪い地下道など。
そこには恐怖心をあおるようなデザインが散りばめられ、さまざまな謎と仕掛けが彼女の行く手を阻む。
さらに単独でスパイ活動を行うエイダは、危険を避けるため隠密行動をとることを余儀なくされる。
クロスボウや銃器の扱いは手慣れたものだが、すべての敵を倒して進むほどの余裕はない。
無数の敵に囲まれないうちに目的を果たす必要があるだろう。

 

 

バイオハザード6の謎の場所でエイダを待ち受けるクリーチャーは、ゾンビともジュアヴォとも異なる、醜悪なものたち。
「ネオアンブレラ」に関する報告によれば、ジュアヴォやウスタナクを指揮しているのはエイダと見られるがこの場所のクリーチャーは、エイダとは敵対する存在なのだろうか。

 

また、エイダはとある場所でレオンと再会する。
協力するということは、目的が一致していると思われるが……。
いずれにしてもエイダの行動や目的には謎が多い。
誰のために、何のために、すべては隠されたまま。

新たに存在が確認された「C」の名を冠するウィルス。
そのウィルスに冒されたものは、悪魔のような姿に変異するという。

 

万が一、C-ウィルスがバイオテロに用いられれば、まさしく悪魔が徘徊する地獄が生み出される。

 

それだけは、何としても防がねばならなかった。

 

対抗策としてアメリカ政府が導き出した答え、それは、ウィルスに耐性をもつ人物の保護だった。

 

大統領補佐官は、この大任を若きエージェントに託す。

 

 

政府と反政府勢力の内戦が続く、東欧・イドニア共和国。
反政府軍の傭兵、ジェイク・ミューラーは謎の女から渡された栄養剤を自身に注射する。
特に変化は感じない・・・・・・そう思った矢先、栄養剤を打った別の傭兵たちが暴れ出す。
狂暴化した傭兵を退けたジェイクの前に現れたのは合衆国エージェントを名乗るシェリーという女。

 

シェリーによれば、狂暴化の原因は「C-ウィルス」でありその脅威から世界を救うためにジェイクが必要だという。

 

突拍子もない話だが、本当だとすればカネにはなる。
多額の報酬を条件に、シェリーとの同行を決めるジェイク。

 

だが、彼は知らなかった。自身に流れる“血"が、アルバート・ウェスカーから引き継いだものであることを。

 

 

 

1998年、バイオハザードが発生したラクーンシティ。
街に取り残されていた少女、シェリー・バーキンは、レオンたちの助力で地獄と化した街から逃れる。

 

だが、父から体内に埋め込まれた胚・・・・・・「G」の力のために、彼女は合衆国の監視下に置かれることとなった。

 

数年後、合衆国のエージェントとなることを条件に、シェリーは軟禁状態から解放される。

 

エージェントとして歩みはじめた彼女に下された指令は、“特別な血"をもつ男、ジェイク・ミューラーの保護。

 

シェリーはジェイクに過去の自分を重ねる。自分のような存在を、もう二度と出したくない。……その想いを胸に、彼女は東欧。イドニア共和国へと急いだ。

 

 

ジェイクとシェリーがめざすのはアメリカヘの到達。
そのためにはイドニア共和国を脱出しなければならないが、今やイドニアは政府と反政府軍の内戦に加え、B.O.W.制圧のために派遣されたBSAAまでが介入する世界でも有数の激戦地となっていた。

 

たいした武装を持たないジェイクとシェリーだったが、その体内に秘められた力は、ともに常人の域を超えている。
高い身体能力を発揮して、活路を開いていく二人。
だが、彼らの背後には巨大な影が追っていた。

 

 

ジェイクとシェリーを捕らえようと執拗に追跡する者。
それは機械の腕をもつ巨大B.0.W.「ウスタナク」だった。

 

誰がウスタナクを放ったのかは分からない。
しかし、その物騒な腕を見るに、捕まえるどころか、殺すことが目的とさえ思えてくる。

 

追われる理由も分からず逃げつづけるジェイクとシェリー、

 

倒されても倒されても起き上がり、ひたすら二人を追うウスタナク。

 

世界の命運を賭けた逃走劇の果て、追う者と追われる者はどこに行き着くのか……。

中国の蘭祥(ランシャン)でバイオテロが発生する。

 

その報が入るや否や、テロ鎮圧のため、国連の対バイオテロ部隊BSAAに出動要請がかかった。
当初は極東支部の部隊が対応にあたったが、バイオテロの規模は予想以上に大きく、新種のB.0.W.までも出現。
事態の収拾のため、北米支部を含む各地のBSAAも出動する。

 

北米支部、そこには数々のバイオテロを鎮圧した英雄、クリス・レッドフィールドが所属している……はずだった。

 

 

東欧の酒場で酒に浸るひとりの男……
屈強な体をもつその男、クリス・レッドフィールドは対バイオテロ部隊BSAAの隊長を務める「英雄」だった。
だが、とある任務での出来事が彼を追い詰め、記憶を失わせるまでにいたっていたのだ。

 

ただただ酒をあおるクリスのもとにBSAAの部下だったピアーズが現れる。
情けない姿を見せるな、死んだ奴らを忘れるつもりか、そんな後輩からの厳しい叱咤を受けクリスは部隊への復帰を決める。

 

向かう先はバイオテロが起きた中国・蘭祥(ランシャン)。
失われた記憶を取り戻すためにも、英雄は戦場へと帰還する。

 

 

中国・蘭祥(ランシャン)で起きた大規模バイオテロ。
その収拾のため、BSAA北米支部にも出動の要請が入った。
将来のエースを期待される隊員ピアーズ・ニヴァンスは記憶喪失になった隊長クリスを呼び戻すべく、彼が隠遁しているという東欧へと飛ぶ。

 

かつての任務で起きたことは隊長のせいではない。
だが、すべてを忘れて酒に逃げるなど許すことはできない。
何より、尊敬する英雄の情けない姿を、これ以上見たくない・・・・・・。

 

ピアーズの必死の説得に応じて、クリスはBSAAに復帰する。

 

戦場に降り立ったクリスには、まだ記憶が戻っていないようだが、必ずやかつての英雄の姿を取り戻してくれるに違いない、ピアーズは確信していた。

 

 

バイオテロが起きた中国・蘭祥(ランシャン)の地は、そこかしこで銃声や爆音が響きながらも、いまだ民間人やテレビ局の人間がうろつく異様な状態にあった。

 

クリスたちは、この混沌とした市街地で国連要人の救出に臨む。

 

蘭祥に現れた敵の正体は、半年前に東欧で発見された「ジュアヴォ」と呼ばれる新種のB.O.W.だった。

 

武器の扱いに長け、再生能力までもつジュアヴォだが、対バイオテロのスペシャリストであるBSAAにかかれば、臆する相手ではないはずだった。

 

 

ジュアヴォの最大の特徴は受けた傷を再生する過程で、変異を起こすことにあった。

 

予想だにしない姿へと変異するジュアヴォとの戦いでBSAAの隊員たちはひとり、またひとりと倒れていく。

 

またしても部下を失うのか……

 

その絶望は、クリスに半年前のトラウマを思い出させる。

 

無数に現れるジュアヴォたち、さらには、姿の見えないB.O.W.との戦いの中、クリスは記憶を取り戻し、絶望を終わらせることができるのだろうか。

ラクーンシティの事件から十数年。
数々のミッションをこなしてきたレオン・S・ケネディは、今や政府が信頼を寄せる大統領直轄エージェント組織「DSO」がほこる優秀なエージェントとなっていた。

 

大統領の友人として、そしてラクーン事件の証人としてトールオークスでの講演に参加していたレオンは変わり果てた姿の大統領と対面する。

 

人に襲いかかろうとする大統領……。本来ならばエージェントとして守らなければならない存在である大統領が生ける屍と化してしまった……友人でもある大統領にレオンは銃を向ける。

 

合衆国のエージェントであるヘレナ・ハーパーは大統領のトールオークス訪問にあたってUSSS(アメリカ合衆国シークレットサービス)に出向して大統領警護の一端を担っていた。
大統領の講演の当日にバイオテロは発生する。

 

異変に気がついたレオンとともに、ヘレナは大統領の部屋に向かうが、すでに大統領はおぞましい姿に変貌していた。
だが、ヘレナは驚くことすらしなかった。なぜならば、この事態を招いたのは、ほかでもない自分自身であるからだ。

 

事態の収拾に追われるレオンに対し、ヘレナは自らが犯した罪を告自しようと決意する。

バイオハザードが発生したトールオークスから脱出すべく、レオンとヘレナは夜の間に包まれた街を進んでいく。
街灯やランプなどの明かりはほとんど消えており、その先に何が潜むかわからない状況は、恐怖心をかき立てる。

 

彼らが向かう施設には、いくつか仕掛けが施されており、先へ進むためには注意深く周囲を探索する必要がある。

 

さらには寂々とした場所でも気を抜くことはできない。突如現れるクリーチャーやアクシデントに対処できなければ、そこに待つのは死のみである。

 

なお、トールオークスにはゾンビ化の難を逃れた民間人も残っているので、民間人を助け、行動をともにする必要に迫られるシーンもある。

 

場所を問わずゾンビがあふれるトールオークスの街。
警護用の武器しか持たないレオンとヘレナに対して無数のゾンビたちが容赦なく襲いかかる。
しかも、バイオハザード6のゾンビは機敏に動き、武器までも手に持つため、戦闘を避けて進むことは決して簡単ではない。

 

さらに追い討ちをかけるように悪夢は続く。ゾンビを上回る強力なB.0.W.の襲来と大統領補佐官シモンズから大統領暗殺の嫌疑をからかけられてしまう。

 

場所を問わずゾンビがあふれるトールオークスの街。
警護用の武器しか持たないレオンとヘレナに対して容赦ない数のゾンビたちが襲いかかる。
しかも、バイオハザード6のゾンビは機敏に動き、武器までも手に持つため戦闘を避けて進むことは容易ではない。
さらに追い討ちをかけるように悪夢は続く・・・・・・。
ゾンビよりはるかに強力なB.0.W.の襲来と大統領補佐官シモンズからかけられた大統領暗殺の嫌疑。
レオンたちが生き延びる術は、残されているのだろうか。